2007年03月20日

ひとの心と気高い精神は盗めない『自転車泥棒』

敗戦後、人々が貧窮していたローマで、自転車を盗まれた父子の悲哀。
デ・シーカ監督の感動作だ。
デ・シーカ監督は撮影の全てに実景を用い、狭い室内にカメラを持ち込んで、貧しい人々の生活をリアルに活写した。


アントニオは長い失業のすえ、ようやく映画のポスター貼りの仕事を得た。
仕事に必要な自転車を質屋から請け出すために彼はシーツを質に入れる。

六歳の息子ブルーノを自転車に乗せ、彼はポスターを貼ってまわるようになる。
ところがちょっとしたすきに自転車が盗まれてしまう。
自転車がなければまた失業だ。

アントニオは無駄とはわかっていても警察に行く。
毎日何千台も盗まれている時だ、警察は相手にしてくれない。
こうしてアントニオ親子の自転車探しがはじまった……。


どんなに貧しくても、ひとの心と気高い精神まで貧しくさせるとは限らない。
そして、生きること、生活し続けること自体の悲しさは時代を超えて、いつも一緒だ。今の日本においてもね。

『自転車泥棒』は、観終わると、心に何か、漠としたひっかかりを残し、それが(多分)生き続ける限り、その人の人生に微妙に影響する。そんな映画だ。



 自転車泥棒 [CLASSIC MOVIES COLLECTION] / 洋画





自転車泥棒










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怖くて、綺麗な『シャレード』

フランスの冬の観光地。

レジーナ(オードリー・ヘップバーン)はフランスの友達とスキーを楽しんでいた。

彼女は夫との離婚を決意していた。

そんな折、彼女はそのスキー場で偶然ピーターと知り合い、強く心をひかれた。



パリのアパートに帰った彼女は夫の殺害を知らされ唖然とした。

夫の葬儀のとき、会葬者の中に見知らぬ3人の男がいた。

大使館で彼女は情報部長に、夫は戦時中、会葬に来た男たちと共謀して25万ドルを隠匿、戦後山分けをすることになっていたが、夫はそれを裏切り金を持って逃げるところを殺された、政府のお尋ね者だったと聞かされた。



・・・・・・映画には数々のミステリーが作品になったが、これはその中でも5本の指に入る映画だろう。

次々に起こる殺人事件をめぐって、謎のゲームが展開される。


この映画では名作ミステリーを綺麗に、あくまでも綺麗に、怖く、怖く描いている。

もちろん、ヘンリー・マンシーニの音楽も綺麗。


アメリカ映画ファンには、いつまでたっても失いたくない宝物の映画だろう。



『シャレード』




『シャレード』









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2007年03月11日

泣く子も笑う『チャプリンの黄金狂時代』・・・喜劇を超えた喜劇

チャップリン映画、サイレント時代の最高傑作。
“サイレント”なので、当然、言葉による笑いではなく、ドタバタの映像で笑わせてくれる。

アラスカの金鉱が発見され、人々が競って金探しに夢中になっていた頃の話し・・・
金脈を探し雪山を歩いていたチャーリーが、吹雪に遭遇し駆け込んだ山小屋に指名手配中の凶悪犯が・・・

人々の欲望を独特の手法で笑いと共に描くチャップリン演出の妙が際だつ傑作だ。
この『チャプリンの黄金狂時代』での最大の見せ場は、山小屋に閉じ込められ飢えに苦しむ男たちの極限描写。
例えば有名なシーンとしてチャップリンが自らの靴を食べてしまうところがある。(鬼気迫るものを感じる。)


『チャプリンの黄金狂時代』にはチャップリンの喜劇の全センスが盛り込まれている。
チャップリンを初めて観るひとには、『チャプリンの黄金狂時代』を入門映画としてお勧めできる。

喜劇を超えた喜劇だ。



チャプリンの黄金狂時代





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