2007年01月01日

『望郷』…500円で人生を考えることができる映画

巨匠ジュリアン・デュヴィヴィエ全盛期の最高傑作!
魔術的ともいえる見事なロケーション撮影のなかで郷愁を秘めた犯罪者の孤独と哀愁を香り高く表現がほとばしり出ている作品。

ジャン・ギャバンは全盛時のすご味をと愛嬌を兼ね備えた男くさい魅力にあふれ、対するミレーユ・バランは妖艶なパリの女を華麗に演じている。


フランスの植民地アルジェリアの首都アルジェのカスバでの話。
カスバというのは回教徒が集まっている一割の区域を指す。
アルジェのカスバはアルジェの市街から独立した丘陵の上に位置し、家々は丘陵の斜面に重なる様に並ぶ。
石畳の坂道は曲がりくねって外来者には、まるで迷路の如く怪奇と秘密の世界だ。

この暗黒街に王者の様に尊敬され、友達の様に親愛されている男がいる。
ペペ・ル・モコと呼ばれるフランス人。

強盗三十件、銀行襲撃二件とパリ警視庁の犯罪録に載っているお尋ね者である。
ぺぺが弟の様に愛しているピエロ、強欲大力のカルロス、盗んだ宝石を一手で捌く「爺つあん」、その他ジミイやマックス等が、常に影の如くぺぺに附添っていた。

しかし、ぺぺは本国からこのカスバに逃れて既に二年、狭いこの地がまるで牢獄の様に思われ望郷の念に駆られていたのだった…。


『望郷』は映画の教科書に出てきそうなほど、正統派路線、まっしぐら!な映画だ。
名場面が多いこの映画の中でもラストは特に映画史上にも残る名場面。
映画の楽しさを心ゆくまで堪能できる。


あなたも『望郷』の念にかられたことがありませんか?


望郷




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posted by ホーライ at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒューマンタッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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